2020やったことまとめ

サウンド&レコーディングマガジン連載”DAW AVENUE” 執筆など

サンレコDAWごとの連載。2019年から年またぎでワンクールやらせていただきました。DAWはあくまで道具で、いかに使うかという話。第三回で書いたような、めいめいの工夫は共有しまくりたい所存。第三回(in the blue shirtが使う Studio One 第3回 - サンレコ 〜音楽制作と音響のすべてを届けるメディア)で書いた内容みたいな工夫はいっぱいあるので正直またやりたい・・・サンレコには他にも3,4,6,12月号でなんかしら書かせていただきました。サンレコは神雑誌なのでこれからも協力できることは全部したいすワ

▲キック(C1)と同様に、スネア(D1)やハイハット(F#1)も差し替えられるようにしたところ。各Input Filter(赤枠)でSampleOne XTに送出するMIDIノートを1つに絞っており、それぞれのSampleOne XTのトランスポーズを上下させると音色が置き換わる。各SampleOne XTでサンプル・セットを保存しておいたり、このMulti Instrumentの設定をプリセットにしておいても便利だ

 

tricot『真っ黒リリースツアー「真っ白」』SE作成

リリース前におれが遊びで作ったやつを中島イッキュウ氏に送ったらご好意でツアーのライブSEに使っていただきました・・・と言いたいところでしたがコロナが爆散してライブが中止になりまくりおそらく1公演のみで使われたのみになりました。

BBCで曲かけてもらったり(https://www.bbc.co.uk/programmes/b0924sws)と昔から気にかけていただいてありがたいっす

 

トム・ミッシュ『Beat Tape 1』の発売記念 キャンペーン冊子コラム寄稿

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<トム・ミッシュの過去作品『Beat Tape 1』がまさかの国内フィジカル発売ということで、">全国のタワーレコードで配布されます店頭キャンペーン冊子のコラムに寄稿させていただきました。こちらも配布が緊急事態宣言と被って店頭で冊子を受け取れた人はかなり少なかったような気がします。”唯一無二の優れたプレーヤーであることと、演奏して録音したものを、あくまで一素材として、編集的な視座を持って接することができるってとんでもないことですよね”という内容でした。

 

CM|イオンのランドセル2021 楽曲制作 

 

イオンのランドセル2021、プロモーションムービーの楽曲&サウンドロゴを担当。サウンドロゴは作るの好きなのでもっといっぱいやりたい!

 

Minchanbaby × in the blue shirt – イチゴの歌

ミンちゃん氏の意向で過去作の配信開始。また作りたいなーと思って忘れた頃にミンちゃんにはデモを送ってます。何かしらの周期がシンクロしたら次作が実現する気がします。

 

トマソンスタジオの諸々

配信スタジオを作っていろいろやった。がずおが作ったモーションロゴに音つけたり動画編集したり、MU2020のライブの演出だったり・・・友達の秀でた部分を拝借していろいろやれてよかった2020年を象徴するような取り組みだったと思います。自分はやはり目的に応じて傭兵を招集していくギルド的なやり方よりも、部室的な溜まり場要素が好きなんだなと再確認しつつ、それは必ずしも効率的ではないというのもしみじみ感じました。なんだかんだみんな忙しいので稼働率が下がってしまうのでそこの改善が2021の目標。とはいってもバツくんもらしおも東京に拠点を移すこともあり、ずっとは続けられない予感はしていますが。

 

 

 EP「in my own way e.p.」

 

ちゃんとコロナのタイミングで新譜作れてよかった。”気負わず何も考えず作る”という趣旨で、いい意味でも悪い意味でもシリアスさがないです。時間さえ許せばこの手の作品集はポンポンだしたいですが、2021はいけるんかね・・・アルバムは無理そうなので3曲入りのEPとかは出したい・・・

 

“in the blue shirt & 川辺 素 – Swim”

これもできてよかったシリーズ。「歌ものの制作は意図的に拒否してるんですか?」的なことをたまに言われますが、単純に機会がないのが理由の大半で、歌詞に関しての好みのレンジが異様に狭いのが残りの理由です。そういう意味でもそのレンジ内で燦然と輝く川辺氏のリリックには感謝しかないです。ボーカルエディットをやり続けた結果、メロディラインの音韻に関する謎の蓄積があるので、ちゃんと歌ものという形で消化していかないといけないな〜とは思い始めてます。

 

配信企画"Brainbuster"

 トラックメイカーのライブを見ながらクダを巻いている様子を配信するという謎企画。なんと10回も実施したようですが、どれも楽しかったです。ウィズコロナ、これからは配信の時代ですよ」と散々言われている中、じゃあなにかおもしろい配信企画が印象に残っているかというと、特にあるわけではないのは今年のもやもやポイントではありました。各所クラブのイベントの様子が配信されるようになったのは私のような非東京在住の人間にはありがたいですが、それだけではない、”配信特有のおもろさ”みたいなのはもうひと頑張りする余地がある気はしています。

THREE THE HARDWARE シーズン4撮影協力&出演

 

トーフビーツ氏の名物企画の撮影。自身でシーンを切り開きつつ、稼いだ金をオタクに渡して機材を買わせる氏のスタンスというのはやはり狂気の域に達していると思います。”稼いだ金をいかに使うか”ということは最近よく考えていて、自分の欲しい機材を買う、みたいな物欲の解消だけではない、もう一歩有意義な金の使い方を自分もしなければいけないなとは思い始めています。

 

”時を楽しむ時津町長崎県西彼杵郡時津町 PR動画 楽曲制作

 

二年連続で担当。制作仕事の良し悪しのバロメータとして”同じ人から再び仕事を頼まれる”に勝る評価なし。

 

「VIRTUAFREAK」プロデュース「REWIRE」楽曲提供

こちらも歌もののトラック制作。変な曲送ったろ、と思って作りました。BPM早めの謎ブレイクビーツ。作詞はKMNZのリタ氏が担当。「歌詞の内容には文句言わんけど、音韻の構成は気に入らんかったら直してもらおう」と思ってましたが、いいのが来たので結局ほぼ何も言いませんでした。女性が日本語でラップをする、となった時に、人口の少なさが故にフロウの参照点がどうしても近くなる問題はありますが、それを解消するには人口を増やすしかないので、vtuberサイドでのKMNZの活躍に期待しています。