公式サイト作って以来放置してるこのブログ、時間があるときにまとめてどうにかしますので・・・
EPの曲についてごたくを並べます。
頼まれなくてもやる。求められていなくてもやる。それが”漢”
1.Secret Crush
このEPの中でも割と新しい曲。star slingerとの共演、
そしておなじみのkeat周りのやつらの原点回帰感、
のんびりと作品を公開するbessaあたりの影響により「やっぱこういうサンプル切るのは最高、これからも続けような」というおしつけがましいシンパ感を感じながら制作。いっぱいデモ作った中での一番の佳作がこれ。ナイトコアもそうだけど、ピッチアップするとおのずと女子供ががわめいてるみたいな声になりますが今楽曲では土臭いおっさんの声をちりばめ男らしさを失わないことに成功。こういう音楽、元ネタが何であれ切って並べるだけでそいつのバイブスが醸されてしまうのが本当に好き。作るのも聴くのもやめられない。
2.cluster A
大学院進学により飛ばされた研究棟より名前を拝借。何者かが運営する学部生用の試験対策サイトも同名である。この曲は学部4年生になるころにはもうできていたので2年前以上前にに作ったということになり本EPでは最古。
スペアザのこの名曲で駆使される高低差のある二弦をハモらせるコードリフを恥ずかしげもなくパクっての制作。5線譜上の作曲でどうこうというよりギターでやるからこその気持ちよさ。
ここ最近でやたら自分も含め頻繁な笛音色の利用が見られるが具体的に誰の影響なのかはよくわからん。(個人的にはカシミヤとhenrik the artistの印象が強い)
アレンジを考えている際にサビに仮で入れていた開放弦絡みのアルペジオフレーズ、リズムから何から何までぐちゃぐちゃなのに後できれいに録りなおしたらよさが完全消滅したのでガタガタのままうっすら重ねてます。そういうケース結構あるよな・・・
3.Everything Affair
なんかある日突然できたのでよくわかりません。
ラスサビをもっとアゲていきたいという気持ちでVa○essa Car○tonの超有名曲のピアノフレーズをそれっぽく引用して突っ込むという暴挙が光る楽曲。テンションのみでsiroPdにPV制作を依頼。いつもありがとうございます。
」
4.Chicken head
おれと名前が同じことで知られるCBSのトラックメイカーことRyo Takahashiにコード進行のみを送ったらイケてるトラックが返ってきたのでボーカル刻んでのせて我が物顔でリリース。この曲めっちゃ好きで現場でかけまくりなので聴いたことある人も多いのでは。ギターのエフェクター整理してたらチキンヘッドのノブのやつが出てきて「鳥頭」ってまぬけでいいな~って感じでタイトルに。あとで調べたらなんか下品な意味もあるっぽくて最高。
5. Signs Of Romance
2015年はなんとなく「原点回帰」っぽい気持ちで曲を作ろうとしていたので、future bass的なニュアンスをものこしつつchillwaveの感じをだせたらなーと思いつつ制作。いかにも手癖で作った雰囲気。なに言ってるかわかんない中に唯一後半だけ意味が通るように一生懸命単語を並べた部分があるけど、声を細かく切っていったときに「意味を持った単語」が「無意味な音節」になっていくその感じはなんかいいですよね。知らんけど。サンクラに海外の方から「I really dig this stuff but it could be so much better with proper mixing and mastering」とコメントがありますが重々承知ですので今後の課題とさせていただきます。
6.Secret Crush (Soleil Soleil Remix)
おれにDTMをはじめさせた張本人である男のリミックス。ムラのある男であるがゆえtomad社長が「Soleil Soleil にリミ頼みたさある」みたいなこと言い出した時は結構不安でしたがフタを開けてみるとあいつの得意なことを全部突っ込みました的な快作で私はとても感動しました。年末に彼に会った際「なあ有村、またバンドせえへん?」などとまーた無責任な発言をしていましたがどうなるんでしょうねえ・・・
7.Secret crush (Quarta330 Remix)
2人のリミキサーがやりたい曲がかぶってしまうという現象を別にどちらも同じ曲でいいじゃん的なソリューションで突破。ちなみにEPラストのSigns Of Romanceという曲はQuarta330氏が醸すたまらなくエモーショナルな雰囲気を出したいとおもって制作したという背景もあり。あとはマルチネ天でQuarta330の裏だった悲しみを思い出します。気づけばリミックスをしてもらえるような身分になったことをひしひしと・・・
まとめ
”ボーカルを細かく刻んでいるはずなのになんか歌ってるっぽい”という謎の技術の向上に努めた作品です。よかったら聴いてください。